アクリル水彩 840mm×594mm(A1)

長野の乗鞍岳で見たライチョウの親子。ライチョウは高山にだけ生息する絶滅危惧種の鳥です。乗鞍岳では保護活動がされているそうなので、他の山より出会える確率が高いのかもしれません。
ライチョウはかっこいい名前の割に弱く、天敵の猛禽類から隠れて動ける天候の悪い日に出歩いて、ハイマツの実を食べて暮らしているそうです。この時も少し視界の悪い日でした。丸い親子がトコトコ歩く姿は本当にかわいらしく、弱そう。
高山の動植物は総じて可愛い色形をしていて、白黒の厳しい自然環境との対比がすごく綺麗です。手前の白い花の草はイワツメクサ、奥のピンク色の花はコマクサです。